この記事の結論
未経験からのIT転職では、選考がなかなか結果につながらない時期があるのは珍しくありません。筆者自身も約20社に応募し、内定に至ったのは3〜4社でした。この数字は、多くの選考が内定につながらなかった時期があったことを示しています。大切なのは、結果が出なかったことを能力不足と決めつけず、面接後のメモ、志望動機、自己PRの伝え方を次の準備に使うことです。
MENSETSU OCHITA TAIKEN
面接がうまくいかず、「自分はIT業界に向いていないのでは」と不安になっていませんか。
この記事では、フリーターから未経験でIT業界へ転職した筆者が、選考がなかなか結果につながらなかった時期に感じたことと、そこから意識を変えたことを紹介します。特定の企業名やそこでのやり取りではなく、未経験者が面接で評価されにくい一般的なポイントと、気持ちの切り替え方を中心にまとめました。
この記事の内容を先に確認
- 応募社数 約20社/内定数 3〜4社という筆者自身の実数
- 未経験者が面接で評価されにくい一般的なポイント3つ
- 結果が出ない時期に、筆者が意識するようになったこと
- 面接後に見直すべきポイントと、次の面接までの直し方
- 一人で抱え込まないための考え方・相談先
① 選考がなかなか結果につながらなかった時期のこと
② 「約20社応募して3〜4社内定」という数字が意味すること
筆者の転職活動の実数は、応募が約20社、内定が3〜4社です。この数字だけを見ても、応募したうちの多くが内定につながらなかった時期があったことが分かります。
これは筆者に限った話ではなく、未経験からの転職活動では珍しくない傾向です。応募数と内定率の目安については、下記の記事でより詳しく整理しています。
数字だけ見て落ち込む場合
内定に至らなかった選考を「自分に実力がなかった証拠」と受け止め、応募自体を止めてしまう。
数字を材料として使う場合
結果につながらなかった選考を振り返り、書類や受け答えのどこを直せるか考えたうえで、次の応募に進む。
③ 未経験者が面接で評価されにくい一般的なポイント
個別のやり取りをここで再現することはできませんが、未経験からのIT転職では、一般的に次のようなポイントで評価が伝わりにくくなることが知られています。実務経験で比較できない分、伝え方の工夫がより重要になります。
- 自己PRが抽象的になりやすい:実務経験がない分、「頑張ります」「学ぶ意欲があります」といった言葉だけでは、何をどう頑張るのかが伝わりにくくなります。
- 志望動機が「IT業界に興味がある」で止まりやすい:業界全体への興味だけだと、なぜその会社・その職種を選んだのかが伝わらず、他の応募者との違いが見えにくくなります。
- 退職理由やブランク期間の説明が曖昧になりやすい:未経験者ほど、これまでの経歴をどう説明するかで印象が変わりやすい傾向があります。
落ちた理由を完全に当てることはできませんが、面接後に見る場所を決めておくと、次の準備に移りやすくなります。
| 見る場所 | 確認すること | 次に直すこと |
|---|---|---|
| 自己紹介 | 経歴を順番に話すだけで終わっていないか | IT職で活かせる経験を1つに絞って伝える |
| 志望動機 | 「ITに興味がある」だけで止まっていないか | 応募職種で何をしたいかまで言葉にする |
| 逆質問 | 待遇や条件だけに寄っていないか | 入社後に学ぶ内容や業務理解を深める質問を用意する |
面接で落ちやすい人の共通点をより詳しく知りたい場合は、下記の記事もあわせてご覧ください。
あわせて読みたい
④ 結果が出ない時期に、筆者が意識するようになったこと
選考がなかなか結果につながらなかった時期、筆者が意識するようになったことは大きく2つです。
- 一つの結果に引きずられすぎない:一社の結果を、自分の全体的な評価と同じように受け止めないようにしました。選考ごとに見られている観点は異なると考えるだけでも、気持ちの落ち込み方が変わります。
- 一人で振り返らず、相談先を持つ:転職活動では、doda・リクルートエージェント・ハタラクティブといった転職エージェントに登録し、相談しながら進めていました。自分だけで書類や受け答えを見直すより、第三者の視点が入るほうが、気づきにくい点に気づきやすいと感じています。
未経験からの転職活動を相談できる窓口を確認する
⑤ 次の面接までに筆者が見直したこと
結果が出なかった面接のあと、筆者はすぐに次の応募へ進むだけでなく、話した内容を短くメモするようにしました。時間が空くと、どこで詰まったのか、どの質問で答えが薄くなったのかを思い出しにくくなるからです。
| タイミング | やること | 目的 |
|---|---|---|
| 面接直後 | 聞かれた質問と答えに詰まった場面をメモする | 次に直す場所を忘れないため |
| 当日中 | 志望動機と自己PRを1文ずつ書き直す | 抽象的な説明を減らすため |
| 次の応募前 | 応募先の仕事内容と自分の経験の接点を確認する | 会社ごとに話す内容を合わせるため |
面接後の振り返りは、長い反省文ではなく、次に直す一点を決めるためのメモで十分です。落ちた理由を決めつけるより、次の面接で同じ答え方を繰り返さないことを優先しました。
⑥ 未経験の転職活動で心が折れそうになったときの考え方
結果が出ない時期が続くと、「自分には向いていないのでは」と感じるのは自然なことです。ただし、その感覚だけで転職活動をやめる判断をするのは早いと筆者は考えています。
一人で抱え込んだ場合
- 結果が出ない理由が分からないまま、同じ書類・同じ受け答えで応募を続けてしまう
- 不安な気持ちを整理する相手がおらず、応募自体をやめてしまう
相談しながら進めた場合
- 第三者の視点で、書類や伝え方のどこを直せるか客観的に見てもらえる
- 複数社に並行して応募することで、一つの結果に依存しすぎずに進められる
相談したからといって、必ず内定が出るわけではありません。エージェントはあくまで求人紹介や書類・面接対策のサポートを行う窓口であり、結果を保証するものではない点は理解したうえで利用することをおすすめします。
まとめ|面接に落ちた経験は、次の選考の材料になる
- 未経験からのIT転職では、選考が結果につながらない時期があるのは珍しくない
- 筆者自身も応募約20社に対し、内定は3〜4社という実数だった
- 未経験者は自己PRの具体性、志望動機の掘り下げ、経歴の説明の仕方で評価が伝わりにくくなりやすい
- 面接後は質問内容と答えに詰まった場面をメモし、次の面接までに一つずつ直す
- 一つの結果に引きずられすぎず、相談先を持ちながら進めることが気持ちの支えになる
まずは、結果が出なかった選考を「自分に合わなかった」で終わらせず、次に活かせる材料として振り返ることから始めてみてください。一人で振り返るのが難しいと感じたら、転職エージェントに相談する方法もあります。
よくある質問
未経験特化の転職サポートを確認する
Q. 未経験からのIT転職で、面接に何度か落ちるのは普通のことですか?
はい、珍しいことではありません。未経験者は実務経験で比較しにくい分、書類は通っても面接で結果が出るまでに複数回の選考を経ることがあります。
筆者自身も、内定に至るまでに結果が出なかった選考がありました。
Q. 何社も面接に落ちると、IT業界に向いていないということですか?
結果だけで向き不向きを判断する必要はありません。選考ごとに見られている観点は異なるため、結果が出なかった理由を振り返り、伝え方や準備を見直すことのほうが次につながります。
Q. 面接に落ちた後、気持ちを切り替えるにはどうすればいいですか?
一つの選考結果に気持ちを引きずられすぎないことが大切です。落ちた選考を「準備を見直すきっかけ」として捉え直し、次の応募の準備に切り替える方法をおすすめします。
Q. 独学で見直すのと、転職エージェントに相談するのとどちらがいいですか?
自分だけで振り返るのが難しいと感じる場合は、転職エージェントに相談する方法もあります。第三者の視点で書類や受け答えを見てもらうと、自分では気づきにくい点が見えることがあります。
Q. 面接に慣れるまで、どのくらいの選考数を目安にすればいいですか?
目安は人によって異なるため、一概には言えません。数社だけで結果が出ないからといって、向いていないと判断を急ぐ必要はありません。
Q. 転職エージェントへの相談は無料ですか?
求職者向けの転職エージェントサービスは、多くの場合、相談・利用が無料です。ただし提供内容や対象条件はサービスごとに異なるため、公式サイトで確認してください。
あわせて読みたい
あわせて読みたい


