未経験インフラエンジニア転職5つの不安と解決法【完全版】

フリーター・未経験

「未経験からインフラエンジニアに転職したいけど、本当に自分にできるのか不安…」

そう悩んで検索してきたあなたは、完全に正解です。なぜなら、不安を感じた人ほど事前準備がしっかりでき、転職後も長く続けられる傾向が強いからです。

一方で、不安の内容を整理しないまま「エイヤ」で飛び込むと、入社後に「聞いていた話と違う」と感じて早期離職する人が一定数います。これは業界の不都合な現実です。

この記事は、26歳未経験からインフラエンジニアに転職した筆者が、当時自分が抱えていた5つの不安と、その後1〜3年かけて「ああ、こう解決していけばよかったのか」と分かった具体的な解決法をまとめたものです。

読み終わるころには、あなたの不安は「次に何をすればいいか」という具体的な行動に変わっているはずです。

  1. 【結論】未経験の不安は5つに分けて潰せば解決する
  2. この記事でわかること
  3. 筆者のスペック|同じ不安を抱えていた26歳の話
  4. 不安①|スキル・知識ゼロで本当に採用される?
    1. なぜスキルゼロでも採用されるのか
    2. 採用で重視される3つのポイント
  5. 不安②|年齢的にもう遅いのでは?
    1. 20代なら年齢は完全に問題なし
    2. 30代は資格で突破するのが現実的
    3. 40代以上はどうすべきか
  6. 不安③|夜勤・シフト勤務に耐えられる?
    1. 夜勤はキャリアの入口だけ
    2. 2年目以降は日勤に抜け出せる
    3. 体質的に夜勤が無理な人へ
  7. 不安④|年収が下がるのが怖い
    1. 未経験インフラの年収推移(実例)
    2. 初年度の年収ダウンを最小化する方法
  8. 不安⑤|ブラック企業を引きそうで怖い
    1. ブラックを見抜く3つのチェックポイント
      1. ①夜勤手当が別途支給されているか
      2. ②未経験研修が1か月以上あるか
      3. ③資格取得支援があるか
  9. 不安を行動に変える|未経験インフラ転職の5ステップ
    1. STEP1|転職エージェントに2〜3社登録する
    2. STEP2|LinuCまたはCCNAの入門書を1冊読む
    3. STEP3|職務経歴書を作る(エージェントと一緒に)
    4. STEP4|面接3問の対策をする
    5. STEP5|内定後にCCNAを取得する
  10. 未経験インフラ転職におすすめのエージェント3社
    1. 1|ワークポート(IT特化・未経験枠豊富)
    2. 2|ハタラクティブ(フリーター・既卒特化)
    3. 3|doda(求人数No.1クラス)
  11. よくある質問(Q&A)
  12. まとめ|不安は整理すれば行動に変わる

【結論】未経験の不安は5つに分けて潰せば解決する

結論からお伝えします。未経験インフラエンジニアへの転職で多くの方が抱える不安は、実は次の5つにほぼ集約されます。

不安 解決の方向性
①スキル・知識ゼロで本当に採用される? 業界構造を理解して応募先を絞る
②年齢的にもう遅いのでは? 20代は問題なし・30代は資格で突破
③夜勤・シフト勤務に耐えられる? 入口1〜2年と割り切る視点を持つ
④年収が下がるのが怖い 3年後の目標年収から逆算する
⑤ブラック企業を引きそうで怖い 3つのチェックポイントで見抜く

この5つさえ自分の中で整理できれば、未経験インフラエンジニア転職は「怖くて手が出ないもの」から「段取りよく進めれば到達できるもの」に変わります。本文で1つずつ丁寧に解決していきましょう。

この記事でわかること

  • 未経験者が抱えがちな5つの不安の正体
  • それぞれの不安に対する現実的な解決策
  • 26歳フリーター時代の筆者が実際にやった行動
  • 不安を乗り越えるためのチェックリスト
  • 失敗しない転職エージェントの選び方

筆者のスペック|同じ不安を抱えていた26歳の話

不安解決の説得力のために、まず筆者のスタート地点を正直にお伝えします。

  • 年齢:26歳
  • 職歴:飲食バイト4年・倉庫派遣2年(正社員経験ゼロ)
  • 学歴:地方私大文系卒
  • IT資格:なし(普通免許のみ)
  • PCスキル:Excelで関数を見ると固まるレベル
  • 貯金:約30万円

この状態で転職活動を始めたとき、頭の中は「本当に自分みたいな人間が採用されるのか?」という不安でいっぱいでした。結論から言うと、約2か月で3社から内定をもらえました。その過程で不安の解消ロジックが全部見えたので、順番にお伝えします。

不安①|スキル・知識ゼロで本当に採用される?

これが最も多い不安です。結論は「採用されます」。ただし理由を正しく理解しておかないと、入社後にギャップで苦しみます。

なぜスキルゼロでも採用されるのか

IT業界は慢性的な人材不足で、特にサーバー・ネットワークの運用現場は24時間365日稼働するため、常に人手が足りていません。未経験者の多くはまず監視オペレーター(運用監視)という業務からスタートします。

監視業務は「マニュアル(ランブック)通りに機器のアラートに一次対応する」仕事です。コードを書くこともなく、難しい設計判断もしません。だから研修1〜3か月で現場に出られる→未経験でも採用できる、という構造になっています。

採用で重視される3つのポイント

未経験枠の面接では、次の3点が評価されます。

  • 夜勤OK・シフト勤務OK(これが言えるかどうかで採用率が激変)
  • 3年は腰を据えて続けたいという継続の意思
  • 自分で勉強する姿勢(参考書を読んでいる・資格を目指している)

技術的な質問はほぼされません。筆者の経験では、聞かれた技術質問は「IPアドレスって何か知っていますか?」程度でした。

不安①の解決アクション

  • 「自分はスキルゼロだから無理」という発想を一度リセット
  • 未経験歓迎の求人は「スキルではなく続ける意欲」を見ていると理解する
  • 応募前にLinuCまたはCCNAの入門書を1冊買って読み始める(合格しなくてOK、「勉強中です」と言えれば十分)

不安②|年齢的にもう遅いのでは?

20代と30代で事情が変わるので分けて解説します。

20代なら年齢は完全に問題なし

20代、特に25〜28歳あたりはインフラエンジニアの未経験枠では主力ターゲット年齢です。企業側としても「若くて長く働いてくれる人材」を求めているので、むしろ歓迎されます。職歴がフリーターでも、学歴が高卒でも、20代なら正面突破できます。

30代は資格で突破するのが現実的

30代になると未経験枠が一気に減るのは事実です。ただしCCNAを取得していれば話は別です。CCNA保有者なら35歳前後まで未経験でも採用されているケースが多数あります。

30代で挑戦するなら、応募する前にCCNAの取得を先に済ませておく戦略が鉄則です。勉強期間は3か月、費用は参考書+受験料で約5万円ほどです。

40代以上はどうすべきか

40代からの未経験インフラ転職は正直ハードルが高いです。ただし、前職で「人の管理」「プロジェクト進行」「顧客折衝」などの経験があれば、プレイングマネージャー候補として採用される道もあります。エージェントに「40代で未経験チャレンジが可能な案件」を直接聞いてみるのが確実です。

年齢別の戦略まとめ

  • 20〜29歳:資格なしでも応募OK・気にせず動き出す
  • 30〜34歳:CCNA取得後に応募する
  • 35〜39歳:CCNA必須+マネジメント経験をアピール
  • 40歳以上:エージェントに相談して個別案件を探す

不安③|夜勤・シフト勤務に耐えられる?

これも多くの方が悩むポイントです。結論は「最初の1〜2年は夜勤あり、と割り切れば問題ない」です。

夜勤はキャリアの入口だけ

監視オペレーターは24時間365日の稼働が必要なため、新人は夜勤を含むシフトに入ります。よくあるシフトパターンはこうです。

  • 日勤(9:00〜18:00)
  • 夜勤(18:00〜翌9:00)
  • 明け休み(夜勤明けの日)
  • 公休

いわゆる「4勤2休」「変則シフト」と呼ばれる形態です。体への負担はゼロではありませんが、夜勤手当のぶん同年代の事務職より月収が高くなることが多く、この期間に貯金を作る人もいます。

2年目以降は日勤に抜け出せる

重要なのは、夜勤は永続ではないということです。2年前後で日勤帯の構築・設計業務に移る人が大多数です。抜け出すコツは、夜勤中の待機時間にCCNAやLinuCの勉強をして、社内の構築案件に手を挙げ続けることです。

逆に、夜勤中にスマホをいじって過ごした人は3年経っても夜勤のまま、という現実もあります。夜勤はスキルアップの自習時間と捉えられるかが分岐点です。

体質的に夜勤が無理な人へ

どうしても夜勤が無理という場合は、最初から日勤帯の常駐案件がある大手SESを狙う選択肢もあります。案件数は減りますが、エージェントに「日勤のみ希望」と伝えれば選別してもらえます。

不安④|年収が下がるのが怖い

フリーターや他業種からの転職では、初年度に年収が下がる可能性があります。ただし、3年後の年収で見れば逆転するケースがほとんどです。

未経験インフラの年収推移(実例)

タイミング 年収の目安 業務内容
入社1年目 280〜330万円 監視オペレーター(夜勤あり)
2年目 320〜380万円 監視+構築サブ(CCNA取得)
3年目 400〜480万円 ネットワーク構築(日勤)
5年目 500〜600万円 設計・上流工程
7年目以降 600〜800万円 PL・PM・スペシャリスト

1年目だけを見ると確かに低く感じるかもしれません。しかし、事務職やサービス業のままだと5年後も年収はほぼ横ばいなのに対し、インフラエンジニアは5年で年収500万円超えが現実的な射程距離に入ってきます。

初年度の年収ダウンを最小化する方法

  • CCNA取得済みで応募すると初年度+20〜40万円
  • 夜勤手当がしっかり支給される会社を選ぶ
  • 資格取得支援がある会社を優先(入社後の費用負担が減る)
  • エージェントに「年収下限〇〇万円で」と条件を明示する

不安⑤|ブラック企業を引きそうで怖い

IT業界にはホワイト企業もブラック企業も両方あります。未経験者が狙うSES領域は特に玉石混交なので、ブラックを避ける具体的チェックポイントを押さえてから応募しましょう。

ブラックを見抜く3つのチェックポイント

①夜勤手当が別途支給されているか

求人票で「月給25万円〜」となっていても、中身に夜勤手当が含まれているケースがあります。確認すべきは「基本給+夜勤手当(別途支給)」と明記されているかどうかです。含まれていない会社は、基本給が低すぎて昇給が遅い傾向があります。

②未経験研修が1か月以上あるか

しっかりした会社は、未経験者向けに1〜3か月の集合研修を用意しています。逆に「入社後すぐ現場配属」と書いてある会社は、育成する気がない可能性が高いです。現場に放り込まれて何もわからず孤立する、という失敗パターンはこのタイプで起きます。

③資格取得支援があるか

CCNAやLinuCの受験料(1回約3万円)を会社が負担してくれるかどうかは、社員育成への本気度を測るリトマス試験紙です。支援がない会社は、人材を使い捨てにする傾向があります。

エージェントに必ず聞くべき質問

  • 「この会社の離職率はどれくらいですか?」
  • 「未経験者の初年度年収の中央値はいくらですか?」
  • 「monitor(監視)から構築に移れる平均期間はどれくらいですか?」

エージェントは複数の転職者を送り込んでいるので、内部情報を知っています。遠慮なく聞きましょう。

不安を行動に変える|未経験インフラ転職の5ステップ

ここまで読んで「じゃあ何から始めれば?」と思った方のために、最短ルートをお伝えします。

STEP1|転職エージェントに2〜3社登録する

未経験者は絶対にエージェント経由で進めましょう。求人サイトで直接応募するより、書類通過率・内定率ともに圧倒的に高くなります。理由は、エージェントが「未経験歓迎の本物の枠」を持っていて、職務経歴書の添削までしてくれるからです。

STEP2|LinuCまたはCCNAの入門書を1冊読む

面接で「今、何か勉強していますか?」と必ず聞かれます。1冊の参考書を読んでいるだけで「学習意欲あり」と評価されます。合格していなくてOKです。

STEP3|職務経歴書を作る(エージェントと一緒に)

フリーター期間やアルバイト経験も「シフト調整力」「クレーム対応力」「後輩指導経験」として言語化できます。自分では気づかない強みをエージェントが引き出してくれます。

STEP4|面接3問の対策をする

面接で聞かれるのはこの3問がほぼ全てです。

  • なぜインフラエンジニアを選んだのか
  • 夜勤・シフト勤務は本当に大丈夫か
  • 3年後、どうなっていたいか

STEP5|内定後にCCNAを取得する

資格取得支援のある会社なら、入社後に会社負担で受験できます。入社後3〜6か月以内の取得が理想です。

未経験インフラ転職におすすめのエージェント3社

1|ワークポート(IT特化・未経験枠豊富)

IT業界に強い総合型エージェントです。未経験者向けの無料ITスクール「みんスク」も運営しており、未経験から内定までの導線が整っています。インフラ・ネットワーク系の求人量が特に豊富です。

2|ハタラクティブ(フリーター・既卒特化)

20代フリーター・既卒・第二新卒に完全特化しています。学歴・職歴不問の求人が多く、「正社員になれるか不安」という段階からの相談にも丁寧に対応してくれます。未経験インフラの案件数も多めです。

3|doda(求人数No.1クラス)

未経験OKのインフラ求人数が国内最大級です。エージェントサービスとスカウトサービスを両方使えるので、自分のペースで進めたい方にも向いています。

登録は2〜3社併用が鉄則

1社だけだと求人の幅が狭くなり、担当者との相性ハズレを引いたときに詰みます。「IT特化(ワークポート)+フリーター特化(ハタラクティブ)+大手総合(doda)」の3社併用が最もリスクが低い組み合わせです。

よくある質問(Q&A)

Q. 本当に数学やプログラミングが苦手でも大丈夫ですか?

A. 大丈夫です。監視オペレーターや初期のインフラ業務では、数学もプログラミングもほぼ使いません。必要なのは「マニュアル通りに正確に作業する力」と「報告・連絡・相談ができる力」です。文系出身者が活躍している現場はたくさんあります。

Q. 自分が採用されるレベルかどうか事前に分かりますか?

A. エージェントに登録して面談を受けると、現時点での採用可能性を正直に教えてもらえます。無料なので、まずは話を聞いてみるのが最短の不安解消法です。

Q. 資格を取ってから応募するべき?それとも並行?

A. 20代は並行でOKです。「勉強中」の状態で応募しても通ります。30代はCCNAを取ってから応募するほうが安全です。

Q. 内定が出てから退職を伝えても間に合いますか?

A. 間に合います。内定通知後に退職交渉を始めて、1〜2か月で入社するのが一般的な流れです。エージェントが退職のタイミング調整もサポートしてくれます。

Q. 一人暮らしでも生活できますか?

A. 初年度年収280〜330万円(手取り月22万円前後)なので、家賃を5〜7万円に抑えれば一人暮らしは可能です。ただし貯金を増やしたい時期なので、最初の1年は実家か安めの物件がおすすめです。

まとめ|不安は整理すれば行動に変わる

未経験インフラエンジニア転職の5つの不安について、解決の方向性をもう一度まとめます。

  • ①スキルゼロでも採用される。続ける意欲が最大の武器
  • ②20代は問題なし、30代はCCNAで突破
  • ③夜勤は入口1〜2年と割り切る。勉強時間として活用する
  • ④年収は3年後に逆転する。5年で500万円超えも射程圏
  • ⑤ブラック企業は3つのチェックポイントで見抜ける

不安を抱えているあなたに最後に伝えたいのは、「不安なまま行動しない人」より「不安を整理して動いた人」のほうが、3年後に圧倒的に良い景色を見ているという事実です。

筆者自身、26歳フリーター・貯金30万円・資格ゼロから始めて、今では同世代の平均年収を大きく超えています。同じ不安を抱えていた人間として断言できます。最初の一歩は、エージェント登録のたった10分です。

コメント